木こりの話

営業部Hです。

先日の朝礼で “効率よく仕事しましょう” という話がありました。
そこで昔読んだイソップ童話の “木こりの話” を思い出しました。
まず、読んでみてください。


ある日の朝、旅人は山の中を歩いていました。
奥深い森の中、汗を流しながら一生懸命に木を伐っているきこりを見ました。
そして夕方、同じ道を戻ってみると・・・、朝と同じ場所で、玉の汗をかきながら一生懸命木を伐り続けているきこりがいました。
でも、あんまり作業は進んでいないようでした。
旅人は足を止めてよくよく見ると、きこりが使っている斧の刃は、ボロボロでした。
そこで、きこりに声をかけました。
旅人:「きこりさん、精がでますなぁ。でもあんまり作業は進んでないみたいですね、一旦手を止めて、斧の刃を研いだらどうですか?」
きこり:「旅人さんよ、なに言ってるんだよ、刃を研ぐ時間なんておいらには無いんだよ、木を伐るのが忙しくてさ・・・。」
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もうお分かりですよね。
時々手を止めて「刃を研ぐ」時間を作る。
これが仕事の効率を高め、自分を成長させます。

われわれ印刷会社でいうと、印刷機の週毎、月毎のメンテナンスがあります。非常に高額な上に時間も要しますが、印刷物の汚れやミスを防ぐ、つまり、効率よく仕事をするために不可欠です。営業部でも、顧客との対面時間を有効なものとするために情報収集や情報共有の時間を大事にしていきたいです。