動画広告

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動画サイトをスマホで閲覧する際に、妙な画面比率の動画広告を見掛けます。

じつはこの動画、スマホを縦に持った状態でフルスクリーンボタンを押すと、天地が伸びて縦長の動画になるのです。

近年ではデスクトップPCよりもスマホでの動画閲覧が普及しているためか、広告のみならずミュージックビデオも縦長で製作された例があるほど縦長の動画は注目され始めています。
そのメリットはスマホを横に傾けず閲覧できる手軽さと画面比率を活かした演出にあります。
特にアプリケーションの紹介動画では閲覧者が実際に使用しているような錯覚を起こし、操作感や面白さを伝えてくれます。

書籍などの紹介においても縦長の画面比率は有利に働きます。

 

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横長では表紙の文字や細かなデザインの絵柄が潰れてしまいます。

 

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縦長になると本をめくる描写を挟んで内部を紹介することが可能となり、表紙を大きく見せることもできます。

縦長の動画を作成するには16:9の構図感覚を捨てなければなりません。
一工夫せずそのまま人物を撮影すると、全身か極端なクローズアップになってしまい勝手が効きません。
それでも9:16という画面比率は、広告活動の幅を広げる新しい表現方法であり、今後は重要なキーワードになることでしょう。

ありがとうございました。