ISO9001 つづき

こんにちは、江戸川工場工務のTです。
今回も、ISO9001関連のお話をさせていただきます。

ISOだけではありませんが、工場(会社)で働く上で、仕事を教える事(教育や訓練)は必要不可欠です。

よく聞く言葉で、『OJT』と言いますが“On the Job Training” で、実施を伴うもの=上司・先輩が部下や後輩に行う教育や訓練です。また、実施を伴わないもの=セミナー・講習会、研修などで『Off JT』“Off the Job Training”と言います。

江戸川工場での『OJT』の取り組みは、印刷現場の日誌に「OJT」の欄があり、機長は助手へ教えたことを記入し、助手は機長から教わった事を記入する事になっています。例えば、機長は「今日はローラーの交換を教えました。」、助手は「ローラーの交換のやり方を教わりました。」となります。

『Off JT』は、セミナー・講習会、研修など参加した場合にレポートを職場責任者に提出してもらい、それを職場責任者がコメントを記入し他の工務・現場責任者に回覧し管理責任者が評価を記入します。評価は、A(受講内容を理解し期待できる).B(受講内容を実行して欲しい).C(受講内容を活かし努力して欲しい)となっています。

また、仕事を教える事(教育や訓練)で、伝えたいことが正確に伝えられる方法で『5W1H』が活用できます。「いつ(When)、どこで(Where)、誰が(Who)、何を(What)、なぜ(Why)、どのように(How)」という6つの要素をまとめた、情報伝達のポイントです。

下記を参考に『5W1H』を意識し、教えたい、伝えたい情報の主旨が明確になります。

【例】
いつ(When) →  時間 = ○月○日PM○:○○から
どこで(Where) →  場所 = 会議室で
誰が(Who) →  教える人(主体) = 工務 Tが
何を(What) →  もの・行動 = ISOの品質目標・計画について
なぜ(Why) →  理由 = 工場内の周知と運用の為
どのように(How) →  手段(内容) = 資料を配付し説明

となります。

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