Illustratorで簡単にイラストを描いてみる!(加工篇)

DS部のHです。

前回の記事では、Illustratorを使用したイラストの線画作成について書かせていただきました。今回もその続きでイラストを描いたあとの「加工」についてです。
Illustratorで描いたイラストは、そのままだと平面的でのっぺりした印象を受けます。ドロップシャドウやグラデーションをかければマシになりますが…もうすこしアレンジしたい!
そんな時はツールを使って、簡単に手書き風に加工しています。

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そのままの状態です。影をつけましたが、これだけではシンプルすぎる印象です。

 

①線をブラシ「鉛筆」に変更

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ワンクリックだけで大分雰囲気が変わりました。
線の強弱もいじれるので、筆圧を意識して調整するとさらに自然な感じになります。
このままじゃガサガサしすぎで汚いので…

 

②アーティスティック「ガラス」で微調整

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さっきよりボソボソとした線が落ち着き、手書きっぽくなりました。
少し色が薄くなってしまったので、イラストをコピーして少しずらして乗算で重ねて…。

 

③完成です。
最初の状態より、暖かみのある印象になったかな?と思います(^^)

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こういう加工をするならPhotoshopを使った方がスムーズなのでは?と思われるかもしれませんが、Illustratorだけで完結するベクター素材は印刷時にトラブルになりやすい解像度や拡大縮小の変更の心配も少なく、修正する際には圧倒的に楽だと思います。Illustratorでもできそうな加工ならPhotoshopより先に試してみるのがおすすめです。