電子書籍(1)

21/01/16

テキスト編集課のGです。

 2010年、日本では電子書籍元年と話題になった年でした。5月にはAppleのiPad、12月にはシャープのGALAPAGOS、ソニーのReaderが販売されました。
 その後、2012年に楽天koboが7月に端末販売およびコンテンツ配信、Amazon Kindleが10月にコンテンツ配信し、11月に端末を販売しました。
 様々な端末が販売され、コンテンツ配信サービスも様々でユーザー目線で考えると選択肢が多く大変迷うところだったのではないでしょうか?
 それでも時代の波に乗り遅れてはいけないと、様々な電子書籍のセミナーに参加しました。
 iBooks、Kindle、koboのコンテンツはEPUBがベースになっているので、これからはEPUBがスタンダードになると思い、作成Toolはどれが使いやすいか、どのviewerが見やすく、機能がどこまで反映されているかなど色々試してみたものです。
 その中でもviewerによって対応している機能に違いがあり、デザインを複雑にすると見え方が変わることもあるので、シンプルに作らなければ同じ表示にならないことが印象的でした。

 EPUB(Electronic Publication)とは国際電子出版フォーラム(International Digital Publishing Forum:IDPF)が策定したフォーマットであり、XML、XHTML、CSSファイル(ホームページを作る技術)などを、EPUBの仕様に沿ってZIPに圧縮し拡張子を.epubにしたものです。2011年10月にはEPUB3になり縦書き、圏点、ルビなどが使用出来るようになりました。
 EPUBにはリフロー型と固定レイアウト型があり、リフロー型は使用する端末の画面サイズや文字サイズの設定に応じて1ページの文字数や行数が変化するタイプで、主に小説のような文字ものが多く、固定レイアウト型はデザインに凝っているものや複雑なレイアウトのものを紙の本と同じようにレイアウトを固定表示させたいものに用いられ、ピクセル単位で作成するか、1ページを丸ごと1枚の画像にする方法などがあります。主に雑誌、絵本、マンガに用いられています。

 最近は電子書籍の話題もあまり聞かなくなったので、日本でもスタンダードになったのでしょうか?
 次回は最近の電子書籍事情をお伝えしたいと思います。