デザインだって文脈だ!
五反田営業所 デザイン室のHとKです。
まだ梅雨のジメジメが抜けない7 月。海や山でめいっぱい遊べる夏の始まりを心待ちにしながらこの記事を書いています。普段あまり文章を書かないので、うまくまとめるのはなかなか難しいですね。
特に文脈が整ってないと、何を伝えたいかがわからなくなります。
実はデザインの仕事でも、この文脈にあたる「コンテキスト」を考えることがとても重要とされてり、物事の前後関係やその背景にある状況・理由などを指す言葉としても使われています。私たちの言うコンテキストとは、その根底にある人の気持ちを探ります。
こんなことは、ありませんか?
クライアントとの打ち合わせで「この商品を売りたい」「どんな人に売りたい」まではヒアリングできても、その先にある「根底の気持ち(深層の欲求)」まで見えてこないことが多いのです。実際にその商品を買った人は、それでどうなりたいと思っているのかがとても大事であり、そこが理解できないと、何かうわべだけのデザインになってしまいがちです。
例えば、「美容院に行きたい」女性がいるとします。
この場合の表向きの欲求は、
・なんだか髪型を変えたいな
・髪をキレイにしたい
・キャンペーン中だから切ろうかな… などでしょう。
しかし、深層の欲求には
・友達や恋人に髪型をちょっぴり自慢したい!
・メイクはあまりできない職場だから、せめて髪だけでもかわいくしたい!
・SNS に載せたいから見栄えする美容院がいい!
・最近、忙しくて疲れちゃったからココロから癒されたい など…
表向きでは見えてこない、または本人も気づいていないこと、普段悩んでいることなどが深層の欲求としてあるかもしれません。
このコンテキストを理解し、うまくデザインで突くことができれば、より効果的な広告物になるかもしれません。
おっと。文字数が終わりに近づいてきましたので、また、機会がありましたら。