色を見る

江戸川工務Fです。

印刷刷り出しのチェックを日々行っているのですが、まだまだ色調に関しては不明なことが多く、何色のインキ量を増やしたり減らしたりの指示が難しいです。毎日できるだけ多くの印刷物に触れて目を肥やしていきたいと思っております。

今回は、その日々の刷り出しチェックの中で感じたことを書きたいと思います。

よくカバー、表紙や品質要求度が高い案件に関して営業からの指示で「原稿どおりに」や「原稿に忠実に」と言う言葉を見たり聞いたりします。これでは中々印刷物のイメージ付きにくいのでそれだけではなく、「原稿どおりに。ただしこの画像の○○な部分がポイントです」と補足することによりこちらも品質に関しての着眼点もはっきりしやすくなり、出来上がりの印象はかなり違ったものになると思われます。

以上の様にイメージ(色調)の指示は、言葉での伝達が重要なポイントになるわけですが、イメージを伝える言葉は校正記号のように規格化されたものではなく、人によってその表現方法はまちまちです。各人の好みや記憶色(被写体として記憶している色。例えば「みかん色」や「空色」など)も異なる為、それを把握して正確に現場に伝達することはとても難しいことです。そこで、たとえば「色味」に関して正しく伝えようとする場合、以下の3つのポイントを押さえて下さい。

  1.  色相:色そのものの事で「赤っぽい方向に」とか色の名前を使って表現します。
  2.  彩度:色の鮮やかさの事で、現状より「鮮やか」か「くすんでいる」かのどちらかで表現します。
  3.  明度:明るさの事で、今よりも「明るい」か「暗い」かのどちらかで表現します。

これらのポイントを抑えてお客様とやり取りをしていき、色調に関する指示を明確にしていくことによりお客様の要望している品質の印刷物に仕上がっていくと思います。

また、これらのポイントに関しては、印刷刷り出しを確認する工務も現場に指示する際に重要であると思います。このことを踏まえて今後も刷り出し確認や色調に関する調整指示を明確にし、より高品質な印刷物を作り上げていける様に自身の「色見」のスキルを上げていきたいです。

 


『HTML』と『XML』の違いって何?

IT・情報処理室のMです。

最近、『HTML』と『XML』って何? と質問を受けることがありましたので、今回は『HTML』と『XML』の違いについて説明したいと思います。

では、『HTML』と『XML』の違いについて説明に入りたいのですが、その前に『HTML』と『XML』の根源となる『SGML』を知っておく必要がありますので順を追って説明していきます。

▶SGML(standard generalized markup language)とは?
文書データのレイアウトや修飾、論理・意味構造を決められたマークによって記述するための規格。文書の題名・章・節といった構造にそれぞれマークをつけておき、文書情報をデータベースとして利用できるようにするためのもので、電子出版の分野などで注目され、ISO(国際標準化機構)の定める国際規格となっている。

▶HTML(HyperText Markup Language)とは?
Webページの記述に使用されるマークアップ言語。ほかの文書への参照情報や文章の論理構造を、タグを使って記述する。データが存在する場所を記述することで、画像や音声、動画などをページ内に埋め込める。

▶XML(Extensible Markup Language)とは?
SGMLのサブセットで、従来のSGMLは選択の幅が大きすぎて実装の方法が多岐にわたり、結果として互換性に問題を生じていました。これを簡素化し、厳密で整然としたマークアップの標準を確立しようというものです。すでに様々な方面でXMLを応用したデータ・情報交換が行われている。

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語感もよく似たXMLとHTML。どちらもマークアップ言語のひとつですが、両者の用途はまったく違います。

HTMLはWebページを記述するための表示用言語で、XMLと同じく文章中の文字列をタグで挟むことで、Webページに装飾を施すのが目的です。簡単にいうと、人間に情報をわかりやすく表示するための言語といえます。

一方のXMLは、データ記述用の言語です。文書中のデータをわかりやすくしたり、データを交換したりできます。マシンに情報をわかりやすく、効率よく伝えるための言語といえます。

 


InDesignを使用したXML組版について

IT・情報処理室のMです。

 最近、下版後の組版データより2次利用目的としてXMLやExcel等のデータへ書き出す機会が増えてきたので、組版段階からXMLを利用することにより、もう少し効率的に各種データを作成できるのではないかと思いまして、以前より興味がありましたInDesignを使用したXML組版について色々調べてみました。

 まずは手始めに、InDesignのXMLに関連する機能について調べまして、特に優れていると思われる機能がありましたので、いくつか挙げてみたいと思います。

 

●DTDを使用してXMLを検証することが可能
 取り込んだXMLが DTDで設定された規則からはずれていると、InDesign上で警告が出力されるので、文書構造の統一化を図ることができます。
 ※DTDについてはXML文書の構造定義について(1)で説明しています。

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●XSLTで定義されたテンプレートに従ってさまざまな構造文書に変換が可能
 XSLTを使用することによりXMLをさまざまな構造文書に変換して『読み込み』『書き出し』することができます。
 ※XSLT(XSL Transformations)は、W3Cにより標準化されたXMLの変換用言語

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●段落スタイルまたは文字スタイルにXMLタグをマッピングすることが可能
 InDesign上で定義した段落スタイルや文字スタイルを、XMLタグにマッピングすることが可能で、また、同じタグに複数のスタイルをマップすることもできます。
 ※逆にXMLタグにスタイルをマッピングすることも可能

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●タグマーカーおよびタグ付きフレームの表示と非表示の切り替えが可能
 タグマーカーは、ページ上でタグ付きテキストの前後に表示されるブラケットで、タグマーカーを表示することにより、タグ付けされている場所を確認しながら編集作業ができるので視覚的に分かりやすい。

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 今回いくつか優れている点を挙げましたが、実際にInDesign上でXMLを扱うには、XMLの基礎技術・利用技術を持ち合わせていないと厳しい印象を受けましたが、組版や2次利用データ作成等を効率的に処理していく上で、XMLの技術は覚えておいて絶対損はしないと思いますので、これを機にInDesignを使用したXML組版に取り組んでみてはいかがでしょうか(私もですが ( ̄∇ ̄) )。

 Adobe® product screenshot(s) reprinted with permission from Adobe® Systems Incorporated.

 


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