インデザインの出力バージョンについて

22/05/17

CPSのMです。

 今年の新入社員も1ヶ月が過ぎ環境の変化にも慣れて来た頃と思います。新人をみてると物事に対して教わる姿勢や吸収する姿勢など、忘れかけてたことを思い出しました。

 また別件ですが、若手を中心に毎月フットサルを社内活動しています。経験・未経験問わず興味がある方は、総務部の多田まで連絡ください。亀戸中心ですが、社外の方とも練習試合などできたら良いなと思っています。

 本題に入りまして、我が三報社のInDesign CC2017ですが、以前からUTF-8とShift-JISの問題があり、先方データのみの限定で使用・作成しておりましたが、先日InDesign CC2017・Illustrator CC2017ともに2017.1にアップデートされ問題が修正されました。
 出力テストも終了したため、使用解禁となります。

 また、バージョン2017.0で作成・保存されたり、下位バージョンより互換保存したデータは不備情報を維持したままになっていることがあり、2017.1で開きなおしてもそのままになっている可能性があります。そのため2017.0で作成されたものは、確認作業をしながら使用となりますので注意が必要です。

 バージョン情報は随時、確認・検証後更新していく予定です。

 


Illustrator・アピアランスの利用

14/05/17

システム部のKです。

以前自分が書かせていただいた「バージョン確認の重要性」でも少し触れたのですが、自分が会社に入った2004年当時は、Illustrator8の割合が圧倒的に多かったです。その後OSXに移行し、Illustratorも頻繁にバージョンアップし、以前できなかったことが出来るようになったり難しかったことが容易にできるようになったり...月日を重ねてIllustratorは非常に便利なソフトになっています(そうとも限らないことも多々ありますが)。
特に大きな変化を感じるのがアピアランスです。アピアランス自体はIllustrator9から実装されているので新しい機能ではないのですが、この機能が登場したのをきっかけに、データの作り方に大きな変化が生じたと思います。
一つの例として、アピアランスを使った文字のアウトライン化を紹介したいと思います。

アウトライン化されたデータしかない場合、同じ書体を探して文字修正を行うのですが、最終的に非アウトラインの文字とアウトライン済みの文字が混在する形になります。
このとき大きな問題点として出力があります。アウトライン化された文字をそのままカラープリントで出力すると少し太って出力されてしまうため、文字が混在した状態だと同じ書体でも見た目に差異が発生してしまいます(※プリンターの出力解像度が原因でありオフセット印刷では全く問題ありません)。

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すべての文字をアウトライン化すればいいのですが、それだと再度修正が入った場合に文字を打ち直す手間が発生します。だからといってアウトライン化したデータとしていないデータの二種類用意するのは安全ではありません。
この場合、アピアランスを利用することで編集時はテキストを活かしたまま修正し、出力時にアウトライン化というのを効率的に行えます。
文字を選択した状態で[アピアランス]パレット[新規効果を追加]から[パス]▶[オブジェクトのアウトライン]を選択すると擬似的に文字をアウトライン化することが出来ます。

 

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(モニターの解像度や縮小率によっては画面でも文字が太くなったのを確認できます)
テキスト情報は生きているのでファイルを開くのにフォントが必要になりますが、出力時はアウトライン化が適応されます。これにより、非アウトラインで編集し、出力時にアウトライン化という作業者にとって都合のいい進め方が出来ます。
アピアランスを使うことで文字やオブジェクトの編集が効率的に行えるだけでなく、修正前の状態に戻すことも容易にできるようになります。編集作業を行う上で大事な「安全に・効率よく・直しに強い」データを作る事ができます。

比較的最近作られたデータでも、アピアランスを使わずに無理やり仕上げた非効率なデータをちらほら見かけることがあります。情報収集をしないと、バージョンアップで受けられる恩恵を知らないままになってしまいますし、以前からあった機能を活かしきれていないなんてことも多々あります。特に長い間Illustratorを使っていると、そういった部分に疎くなってしまうことがあると実感します。
日々の作業の中であたりまえに行っていることもより効率的に・安全に行える可能性があるので、一度立ち止まって作業工程を見直してみることは非常に大切なことだと実感します。

 


Microsoft Wordで検索置換

07/05/17

生産部のHです。

手作業を減らして効率の良い組版作業を目指した場合、ワード文書そのものに手を加えるのも一つの方法と考え、簡単なマクロについて書きたいと思います。

例:下図のようなワード文書にある「特定の文字に対する四角囲み」を組版ソフト(MC-B2)で同様に入れる。

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たとえば、
・原稿を見ながらの手入力
・ワードに【目印】をいれてテキストに変換した後、【目印】を置換あるいは手作業
…など、状況に応じて様々です。

 ここでは、ワードで作成したマクロを実行後に置換して目印(▲)を入れ、テキストエディタでMC-B2のタグに一括置換します。

 上記ワード文書に対して下記のマクロを実行します。

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 マクロの内容は下図のとおり

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Selection.Find.Font.Borders.Enable = True
この1行が囲い文字を探す書式となります。

 ワードでの検索置換は次のとおり。

 マクロ実行後の「検索と置換」パネルには書式が自動的に現れます。「囲い文字」そのものを検索するので検索文字列は空白にする。「囲い文字」の文字のみ目印(▲)で挟みたいので、対象の文字を ^& で返します。

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置換後は下図のように▲で挟まれます。

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そしてテキストに変換すると、

 

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上記の図のようになり、ワード文書にあった【囲み】の情報は無くなります。このテキストをMC-B2のタグに一括置換すると、

 

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 ▲で挟まれた文字と【▲】がMC-B2タグに変わります。

この状態のテキストをMC-B2に流し込むと下図のように組版されたものが出来上がります。

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テキストエディタの変換テーブルやMC-B2のタグについては、別の機会にしたいと思いますが、原稿を見ながらの手作業に比べて、あらかじめ用意したマクロや変換テーブルを使用した作業は、洩れや違う文字への加工を回避できます。
規則性のある作業に関しては冒頭に記した「手作業を減らした正確で効率の良い作業」を目指したいですね。

 


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