自動脚注機能

MCB2課のGです。

 酷暑の7月が過ぎ、8月になりました。まだまだ猛暑が続き、NICも毎日暑いです。朝、会社に着いて、車を降りてから駐車場を歩いてくるだけで、汗が出てきます。この暑さを吹き飛ばす様な、涼しい話?になるかは、解りませんが、今日は、MCB2組版の画期的な機能、『自動脚注機能』をご紹介します。

 ことばの意味や文章の解釈、本文の補足、文献の出典などを主に示す脚注ですが、法律物の本になると、脚注だけで100~200個以上になるものもあります。その脚注が、本文の組版時にタグに読み込まれ、設定された体裁で、一気にズラリと所定の位置に組み込まれるのが、『自動脚注機能』です。この機能は10年前にはMCB2にありませんでした。10年前は脚注を一つずつ表枠の中に読み込み、版面の位置に合わせて組んでいました。100個、脚注があるものは、100回、脚注を組んでいました。一つ脚注がズレると、その後ろの脚注が、全てズレていってしまうこともありました。なので、この『自動脚注機能』は我々、NICのMCB2組版部にとって、凄く画期的な機能の登場となりました。そのおかげで、組版のスピードは上がり、脚注の組みのミスは無くなり、法律物の組版を担当しながら別の組版もできる、余裕もできました。作業効率を大きく良くしてくれたこの機能は、今では当たり前に使われています。10年間で「画期的な機能」という印象は薄れつつ、定番の機能となりました。

・脚注機能の説明

undefined

 

undefined

undefined