割り込み枠コマンド機能

MCB2課のGです。

 季節がすっかり秋になりました。台風の影響などで全国的にすっきりしない天気が先月から続いています。9月15、16日の社員旅行でも天気は予報から良くない方向でしたが、途中に晴れ間も見えるくらいに持ち堪えてくれました。おかげで自分も英気を養うことが充分にできました。社員旅行に行かれた皆さん、お疲れ様でした。

 今回も前回の『自動脚注機能』に続いて、便利な機能をご紹介したいと思います。今回の便利機能は『割り込み枠コマンド機能』です。この機能は前回ご紹介した自動脚注機能ができてから約1年後(2009年)に追加された機能です。下記の機能説明にもありますが、MCB2のコマンドタグを使ってボックス枠を作成するイメージで、様々な箇所で自由自在に使用できます。自分としてはボックス枠というイメージよりも「写研」の電算写植でよく使った、「小組」のイメージがあります。小組も体裁の指令だけで形にする(最も当時は画面で形が見られなかったのですが…)ので、設定とできる事が小組と近いと思います。

 この機能は文字をインラインのように使えたり、版面の外に配置したり、組方向、サイズ、フォントなども変えられるので「漢文」にあるレ点、返り点の作成は画期的に変わりました。その他、側注の作成も大変楽になりました。

 今までたくさんの便利な機能の追加やバージョンアップが、我が社の組版スピードを上げてきました。この先も技術の進歩と共に、さらに加速すると思います。このスピードに付いていける様に自分も走っていけたらと思います。

・割り込み枠コマンドの機能説明

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