データベース活用

生産部のHです。

組版の業務の一つにテキストの提供があります。それはプレーンなものから特定の項目にタグを付けたものまで様々なのですが、時折あるのが抽出です。

例えば➡の行のみテキストが欲しい(図1)。

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図1

 

この場合、コピーペーストが一般的かと思いますが、本一冊からでは大変な作業となります。そこでデータベースソフトの「桐」を活用していきます。

まずは図1の組版データをプレーンテキストにします(図2)。

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図2

 

このテキストを「桐」へインポート(図3)。詳細な手順は割愛したしますが、インポートするだけです。

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図3

 

ここで「桐」の機能である絞り込みを使います。
Aの列に対して➡のある行を絞ります(図4)。

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図4

 

この機能によって➡だけのデータが出来上がります(図5)。

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図5

 

あとは、テキストに書き出すのみです(図6)。

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図6

 

出来上がりです(図7)。

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図7

 

こういったソフトの機能を使うことにより、膨大な手作業を省略することができます。これも短納期で正確な作業を目指す一つの手段かと思っております。