特色の分色値について

DS課のNです。

 今回はDIC などの特色に纏わる話をしたいと思います。
 2色(特色+K)の場合は,そのままデータが使用できるので問題はなく進行できます。
 4色の写真や画像が入っている場合でも,5色(特色+CMYK)であれば,これも問題なく進行することができます。
 問題はカラー台は4色と指定された場合、台や、そのウラ/オモテのどちらかを、4色(CMYK)に変換しなければなりません。このとき『特色』から『CMYK』に『分色』し,置換する作業が加わります。
 分色の数値は使用するソフトによって大きく異なり(下図参照),注意が必要となります。

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 また,単純に分色したものでなく『色校正』を行い,色見本を作成している仕事もあったりします。
 このことを心の片隅にとめておくことで,注意喚起の一助になれば幸いです。