時代にマッチ!数字で魅せるデザイン

五反田営業所 デザイン室のHKです。

寒さ厳しい冬から、やっとあたたかくなりつつあるこの時期とは裏腹に、制作業務では早くも夏に向けた告知物を制作したりしています。

例年クリスマスカードを作らせてもらいますが、スタートが9月なのでまだ暑い中、雪景色の素材やサンタクロースのイラストと格闘が少々困難で、夏の歌を頭の中で流しながら制作したりも。。。

このように季節感を問われる制作物も多々ありますが、今回は季節感とは違った目線で目を惹く表現のひとつ、「インフォグラフィックデザイン」について少し検証したいと思います。

インフォグラフィックとは、情報やデータをビジュアル的に表現したもので、ますます文字を読むことから遠ざかった現代人でも、数字はとても効果的だそうです。

作るにあたって必要な基本能力はこちらだそうです。

 

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主にこのような内容に、インフォグラフィックが適していると言われています。

 

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では、高等学校の進路状況を作成するという例で見てみましょう。

まずは、テキストと数字のみの表現です。

 

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シンプルな表現で表組みに色をつけたり、グラフ化したりと見やすくなる工夫はありますが、若干インパクトにかけてしまいます。

ちょっとここでアクセントを数字におきかえてみます。

 

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最初のものより数字がかなり目に飛び込んできます。

さらにビジュアル要素も数字に合わせてつけてみると…

 

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もう言葉なんていらないくらい、「ダントツで大学進学が多い」ことが一目見てわかります。

ここでは数字を大きくしましたが、もっとPOPな内容のものであればグラフそのものを絵にしてしまっても面白いと思います。


ピザの人気ランキングを作るなら、円グラフをいっそピザにしてしまったり、都道府県の人口密度など人数が多いことを示す方法として人物のアイコンをたくさん並べて日本地図を作ってみたり…


やり方はいろいろあると思いますのが、誰が見てもわかりやすく目を惹く印刷物ができるよう、工夫できたらいいないと思います。