写研システムからモリサワシステムへ

03/11/16

MC-B2課のFです。

 今回から慣れない文章を一生懸命に考えながら1年間頑張っていきますので,どうぞよろしくお願いします.

 那須工場は暗くなるのも早くなり,朝晩は涼しいというよりは寒い…? 季節になってまいりました.晩ご飯には鍋やしゃぶしゃぶ,すき焼きもおいしく感じるのではないでしょうか.

 さて,本題に入りますが,私はモリサワのMC-B2に9年間携わってきました.初めは「モリサワ」と聞くとDTPで使用するフォントの会社というイメージが強かったのですが,写研と同様に組版システムの歴史も古く「組版システムの老舗」だったので驚きました.

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 創業者は森澤信夫.石井茂吉と共に「写真植字機研究所(のちの写研)」を設立,エンジニアとして初期の写研機の開発を支えた.のちに森澤は同社を退社,1948年,独自に「写真植字機製作株式会社」として創業したのが,現在のモリサワ(1971年に社名変更)である.【ウィキペディアより】

 

 

 

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 私が入社した時代は「写研」が主流でしたので,写研システムを使用しタグ組版を行っていました.写研のタグはファンクションと呼ばれる独自のものを使用していましたが,習得するといろいろなことが表現できて,大変便利なものでした.
 しかし,時代はカラーものにシフトをしはじめて,写研システムより安価で表現能力の高いDTPが主流となりました.そこで我が社がモリサワのMC-B2を導入することになったわけです.

 

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【MC-B2を使い始めて】
 写研システム(GRAF)に携わっていた私にとって,MC-B2への移行は容易なものではありませんでした.なぜなら,私はそれまでパソコンにまったく興味が無く普段から扱っていなかったので,パソコンの基本操作・基本設定から習得する必要があったからです.写研(GRAF)の時は専用機ですので,システム管理もすべて写研のシステムオペレータがしてくれていました.それに対してMC-B2の場合は,Windows上で動くアプリケーションなので,Windowsを知ることからのスタートとなりましたのでけっこう苦労しました.

 

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 写研システム(GRAF)もモリサワ(MC-B2)も「専用機」と「パソコン上のアプリケーション」という違いはありますが,見た感じもプレビューウインドウとテキストウインドウに分かれており,テキストウインドウに修正を加えるとプレビューウインドウに反映されるという仕組みなのでさほど変わりません.そのうえテキスト段階でタグを付加し,タグ組版が可能という基本的な部分は同じでしたので,MC-B2の基本操作方法さえ覚えれば組版作業は意外とスムーズに行うことができました.
 今ではMC-B2を扱う事があたり前になっていて,写研(GRAF)で作業をしていた頃を懐かしく思います.

 次回は私なりに感じたMC-B2の魅力をお話ししたいと思います.