江戸川工場の設備

26/11/16

江戸川工務のOです。

 今年の3月に富士ゼロックス製カラーオンデマンド印刷機「DocuColor 8000AP」に替わり富士ゼロックス製カラーオンデマンド印刷機「Color 1000 i Press」を導入致しました。
 三報社は殆どが枚葉オフセット印刷機の為、存じ上げない方も多いと思いますがとても優れた印刷機なので簡単にご紹介致します。

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 オフセット印刷とは対照的に版を必要とせず小ロットに特化し、低コストかつ短納期で印刷できるオンデマンド印刷ですが、歴史は浅く15年程度と言われています。それ故、完成されたオフセット印刷とは違い、印刷機としてまだまだ発展途上で品質をはじめ多くの問題点を抱えています。
 私自身これまでは「オンデマンド印刷だから」と限界を感じていたこともありましたが、「Color 1000 i Press」の導入によりそれらいくつかの問題が改善されました。

◇品質の向上
 通常オフセット印刷がインキ(ジェル状)で刷るのに対してオンデマンド印刷ではトナー(粉)を使用して印刷する為、カラー写真などの精細なものは網点がシャープに表現できず、オフセット印刷に比べて品質面では大きく劣ります。「Color 1000 i Press」では品質面の向上が顕著で、カラー写真でもオフセット印刷に見劣りしないほど綺麗に印刷することが可能になりました。

◇テカリの解消
 以前のオンデマンド印刷機ではトナーの付着にオイルを使用しており、オイルによる"テカリ"が大きな問題でしたが、「Color 1000 i Press」ではオイルレスになりテカリが解消されました。

◇エンボス紙に対応
 トナーを使用するオンデマンド印刷機には不向きとされていたエンボス紙(凹凸のある用紙)の印刷にも対応出来るようになりました。

◇波打ちの軽減
 オンデマンド印刷機は構造上高熱を加えるためこれまでは波打ちが起こることがありました。
 特に薄紙印刷時は波打ちがひどくオンデマンド印刷機が抱える問題の一つでしたが、「Color 1000 i Press」ではこれまでより高い冷却装置が熱量を抑え波打ちが大きく軽減されました。

◇クリアトナー印刷
 「Color 1000 i Press」では特殊トナーを使用することが出来ます。
 三報社ではクリアトナーを採用し、オンデマンド印刷機でありながらニスのような光沢や立体感のある仕上がりが可能になりました。

 品質の向上はもちろんの事、テカリ、波打ち、エンボス紙の印刷、クリアトナー印刷の対応改善によりこれまで以上に仕事の幅を広げることが出来るのではないかと思います。
 又、今回は特に触れませんが、その他に簡単な製本機能も搭載しておりオンデマンド印刷の著しい進歩には大変感心させられます。