デザイン時に気をつけたい著作権(2)

11/01/17

編集部のBです。

新年明けましておめでとうございます。
2016年も気が付けばあっという間に過ぎ、毎年振り返ればやり残した事が山積みで情けない限り。今年こそはと個人的な気合いを入れ直す次第です。

以前の記事で解説されている内容ですが、個人的にも気になった著作権に対する意識に関して私も触れてみたいと思います。

インターネットが一般にも普及し始めて、はや何十年と経ち、今やその環境が無ければ何かと面倒な世の中となっております。私もデザインの参考資料として無くてはならない存在です。
検索ツールに関連キーワードを打ち込むだけで膨大な記事や画像が出てきます。本当に便利です。これはもちろんお客様におかれましても、多かれ少なかれ同じ事かと推察いたします。しかし、時折そこに頭を悩ます依頼が入ってきます。ここ最近というわけでは無いのですが、事例をいくつかご紹介させていただきます。

その1「企業ロゴはwebから拾ってね」
事実、今やホームページを持たない企業はほぼありません。当然トップページに企業ロゴも飾られています。
しかし注意したいのはロゴ1つにも意匠や定義があり、使用規定(サイズや色、形等々…)が存在する確率が極めて高い事です。場合によっては様々なパターンがブランディングとして詳細に決められている事もあります。加えてweb上のデータは印刷用の解像度を要していない事が当たり前であり、色もRGB設定でできていますので、本来そのままでは使用できないのです。
しかしながら、会社によってはその存在が周知されておらず、上記の指定となるわけです。他部署へ印刷物が廻った段階で「これは違う」と言われては後の祭りですから、半歩だけでも踏み込んで「ご指定のロゴデータはございませんか?」と問い合わせるのは、馬鹿にできない確認事項ではないでしょうか。

その2「この画像webから拾ったんだけど使える?どこで拾ったかは知らない。」
前述のように検索は大変簡単になり、検索結果はまとめて一律に表示されます。しかしながらそこには「画像は著作権で保護されている場合があります。」と小さく一言添えられているだけです。これを「無料で自由」と判断するのは危険です。必ずその画像の掲載ページへアクセスし、著作権や利用規約を確認することは必須です。なので「どこで拾ったかわからない」と確認もままなりません。検索するのは「参考にする画像」なのか「使いたい画像」なのかを決めて探すことも大切ですね。

その3「この画像、有料素材のサンプルロゴを消してそのまま使って」
いけません。もはや犯罪です。
バレない?いえいえ、形にして世間に発信するわけですから。バレます。
使いたくなる程の画像だからこそ、価値があり、有料なのだと捉えていただきたいものです。調べてみればそこまで高額でない事もありますので、何卒よろしくお願いいたします。

著作権自体の内容に関しては前記事「デザイン時に気をつけたい著作権」にて解説されているので、そちらを参考にしていただければと思います。

私が今の仕事を始めた10年程前と比べ、web=無料という意識は確実に減ってきたとは思います。しかしながら不完全な意識もまま見受けられます。
検索は簡単ですが、リスク管理のハードルが上がっているかもしれません。作業者としても気をつけなければと思います。