文字の話

17/02/17

生産部のHです。

 いつからか、変換して出なかった文字がでるようになった…
 こういった経験のある方も少なくないかと思います。パソコンで普通に打てる漢字は何年かごとに変わっています。
 記憶にまだ新しい事例としては、Windows Vistaが文字の字形をJIS X0213:2004(通称JIS2004)に準拠したことですね。それまでのWindows Xpが搭載していたJIS X 0208:1990(通称JIS90)と比較すると、「新字」と「旧字」が逆になることが当時は話題になりました。

 字形が変更された文字は168字あります。どの文字が…? という部分は省略しますが、
一例として…
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 注意する点として原稿を作成したパソコンが「Windows Xp」でも、ワードやプレーンテキストをプリントしたパソコンが「Windows Vista」以降のOSである場合、出力される文字は「JIS2004」となることです。
 その後、思ったほど大きな騒ぎにならなかったのは、Windows Vistaが登場した2007年の7年後(2014年)までMicrosoft の「Windows Xpのサポート」が続いたからでしょうか…

 さて、我々の業界では変換して出ない文字も使用しなければなりません。今日のDTPでは標準となっているOpenTypeFontは、その部分に対応しています。かつては作字をつくってました(現在でも全ての「字」があるわけではありません)。

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 OpenType FontではOSの文字セットがJIS X0213:2004であっても,「Pr6」を使用の場合JIS90の字形になります。
 PC環境、書体の指定など様々な条件があるなか「人名」「固有名詞」などは特に注意が必要となりますね。