MCLコマンド設定②

MC-B2課のFです。

 だんだんと気温も上がり春の陽気 になってきましたね。私の場合は花粉症がひどくなってきて花粉症の季節です。毎日パソコンに向かっている時も目が乾燥しているからなのか,花粉症が原因なのか分かりませんが,目がショボショボしてたいへん辛いです。
 先月から新入社員も入ってきたところなので,ビシッと先輩らしく振る舞って頑張りたいと思います。

 今回はMCLコマンド設定の「相対罫」についてお話しをしたいと思います。

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 「相対罫」とは,下の例のように本文の文章中に囲み罫線やアミかけなどを簡単に設定できる機能です。

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 見た感じは簡単そうに思えますが,頁や段が変わる場合にInDesignやEDICOLORで同じように表現しようとすると,下の例のように2つの文字枠を配置して連結させる方法しかありません。

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 上の例のように2つのオブジェクトにしてしまうと,前行にある文章の変更などで行がずれたりすると,そのたびに縦罫線の長さや文章量などをすべて手作業で修正する必要があります。これが1個や2個ならいいのですが,本によっては何個もある場合があり,それだけで大変な作業時間になってしまうのです。しかしMC-B2では,この作業を自動組版によってできますので何の心配もありません。相対罫の機能で作業効率アップにもなるのでとても便利な機能だと思います。

 次回もいろいろなMCLコマンド設定についてお話しをしたいと思います。