オンデマンド機

明けましておめでとうございます。

初めまして。

江戸川工場勤務のSです。

今回は現在自分が携わっているオンデマンド機について書いていこうと思います。

営業時代はオンデマンド機(印刷)を利用する機会が少なかったため、オンデマンドに対する知識が乏しく毎日が勉強です。

なので、皆さんにもオンデマンド機について少しでも知ってもらえればと思いました。

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ここからオンデマンド機のスペックや用紙情報になります。

現在、我が社では2機のオンデマンド機があります。

「Color 800 press(C800)」と「Color 1000 press(C1000)」の2機です。

C1000の方は印刷だけではなく、クリアートナー(ニス引きのような効果)や簡易製本(中綴じ等)ができます。

○印刷可能サイズ
182×182~320×488(印字余白、天地左右 約5mm)
(定形B5~K判4切)

○印刷可能用紙
60g/㎡~300g/㎡(4/6ベース 55k~240k)
コート、マットコートは推奨4/6ベース70k以上(4/6ベース70k未満は紙づまり、フィーダートラブルが多い)

○印刷スピード
カラー機 :両面 約800枚/時、片面 約1600枚/時
モノクロ機:両面 約1000枚/時、片面 約2000枚/時
(判により印刷スピードは多少異なります。)

○用紙予備必要枚数(印刷製本予備)

  表紙 ペラ物
頁物折(台)出力
頁物丁合出力
(150台以下)
頁物丁合出力
(151台以上)
50部以下 1台×30枚以上 1台×25枚以上 1台×20枚以上
100部以下 1台×50枚以上 1台×30枚以上 1台×25枚以上
200部以下 1台×100枚以上 1台×40枚以上 1台×30枚以上
300部以下 1台×100枚以上 1台×50枚以上 1台×35枚以上
400部以下 1台×100枚以上 1台×60枚以上 1台×40枚以上
500部以下 1台×100枚以上 1台×70枚以上 1台×45枚以上
600部以下 1台×100枚以上 1台×80枚以上 1台×50枚以上
700部以下 1台×100枚以上 1台×90枚以上 1台×55枚以上
800部以下 1台×100枚以上 1台×100枚以上 1台×60枚以上


※薄紙(4/6ベース70k未満)は予備多めにお願いします。

おおまかですが、参考にしていただければ幸いです。

※中綴じに関しては現在も勉強中でうまくまとめられないので、確認事項等がある場合は連絡をください。

 

次に仕事中に感じたこと(気になっていること)を書かせて頂きます。

一つ目はオフ伝(作業伝票)が工場に送られてくるのが遅いと感じます。

オフ伝が無いと、刷了日、用紙の銘柄や枚数などの詳細の情報がわからないと予定が立てられません。オフ伝より早く下版や下版データが送られてきても印刷できないので困っています。オフ伝で必要項目の抜けている個所があったり、用紙の枚数計算が違ったりすることがあるので気をつけてもらいたいです。

二つ目は用紙入荷についてです。

用紙は印刷の前に断裁しなければならないので、余裕を持って発注してもらえれば助かります。(倉庫の在庫を使用する場合は用紙を探す時間や出す時間も必要になります。)

今回色々と書かせて頂きましたが今後の参考にしてもらえれば幸いです、これらのことをふまえて余裕のあるスケジュールを組んでもらえればトラブルやミスも減っていくと思います。

今の仕事に着手して間もないので、皆さんには御迷惑をかけることがあると思いますがこれからもよろしくお願いします。

 


データ運用管理

江戸川CTPのWです。

今回は下版データの運用管理について紹介したいと思います。

新規(新版)については以前に紹介したように本社から江戸川CTP室サーバーにデータが下版されてきます。1 日で大量の下版データを扱いますので、下版データは数ヶ所に分類されたフォルダへデータアップされます。そこから作業用のサーバー階層(フォルダ)へ移動して、作業伝票と原稿と印刷予定表を確認して面付け版面設計をして刷版出力をします。

再版については原本などで下版される場合があります。

下版データは訂正変更がない場合は江戸川工場の保管用サーバーからデータを引っぱります。

基本的には作業伝票と原本を確認してデータを検索します。あわせて前回作業に使用した大貼りデータも検索します。(大貼りデータ=刷版出力するさいに面付け版面設計するソフトウェアのデータ)前回の大貼りも確認することにより前回の面付けも確認できなおかつ加減焼き情報も確認できる為です。(加減焼き=アミ%をデータ値よりプラスマイナス補正して出力)データ検索のさい伝票に前回伝票No. 使用するデータの伝票No. 等の記載がされているとスムーズにデータを引っぱることが出来るのですが前回情報等の記載がないと大変苦労します。特に端物(ペラもの)などはデータ名などが同じようなものもあり探すのにも一苦労です。

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データを運用していくさい、やはり伝票→下版データ→原稿の順におこしていただくとスムーズに進みます。下版データだけ先に送って頂いても伝票を起こしていないと、データも迷子になってしまいやすいし、伝票がなければ紙、機械、面付け取り都合もきまらず出力もできず先にすすみません。

また、再版のさいは伝票に使用するデータの情報(伝票No.)前回なのか前々回なのかなどの情報を入れて頂くとスムーズに検索できます。伝票を起こすさいご協力いただけると助かります。一番よいのは一部抜き等の刷り出しがあると版に入れている版面情報(出力日時、伝票番号等)が入っているのでよりよいです。

ゆくゆくは、全伝票と全データをデータベース化し印刷予定等全てにおいて番号管理していければ再版時のデータを探す時間や間違い等をなくしていけることに加えデータも管理しやすくなると思います。

 


ドットゲイン

江戸川CTPのWです。

今回は印刷のドットゲインについて書いてみたいと思います。

ドットゲインとはアミ点のつぶれやインキのにじみが原因で、版のアミ点よりも印刷のアミ点が大きくなってしまうことです。

アミ点が大きくなると濃淡の再現性が変わってくるため色の差が出てきます。

ドットゲインには物理的ドットゲインと光学的ドットゲインがあります。

 

■物理的ドットゲイン

オフセット印刷機は版からインキをブランケットに転写し、ブランケットから紙に転写して印刷します。その転写の際に印刷圧がかかります。印刷圧等によってアミ点がつぶれたりにじんだりして、版のアミ点よりも大きくなってしまうことがあります。

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■光学的ドットゲイン

実際のアミ点の大きさではなく、用紙の光拡散によってアミ点の周囲に生じる影アミ点の太る原因を言います。紙中にアミ点の影が発生するため、アミ点周囲の反射光が白紙部分より少なくなります。

光学的ドットゲインは紙表面の質によって変わります。表面が平滑であればドットゲインは小さく凹凸が大きいとドットゲインも大きくなります。

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CTPでは上記ドットゲインに対処する為ドットゲインカーブをあてて版出力をしています。

通常ドットゲインはアミ点が太るので版が50%のところが刷物で60%になる場合ドットゲイン値は10%になります。なのでアミ%をマイナスしたカーブをあてます。

それでも条件は様々で他社で刷ったものや色校正機でモリぎみで刷られた見本などに対応する為に逆にアミ%を太らせて(プラスして)加減焼きでさらにカーブを付加させて出力することも多々あります。また紙質や線数さらに温度や湿度によっても変わってしまい非常にシビアで難しい点もあります。

 


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